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戦国無双シリーズ 真田幸村総愛され欲を書き散らすブログ。幸村を全方位から愛でたい。
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幸村に理想を分け与えて義に生きる道を教えた兼続や三成に対して「酷いことをなさいましたね」と言う隆景が、なんか脳内に湧いた。
自分がいるのが死地と解りきっていて、かつそこにいることが当然の如くに振る舞い、自分に相対する者が足を踏み入れてきた時にはよそからようこそおいでくださいましたーって迎える側で物を言う、幸村の死地へようこそ精神って、きっと義だのなんだの教えられなくたって同じだったんだろうけども、三成達は恰好の正当性を与えてしまったなぁと思うのです。
散り際を何より綺麗に彩ってくれる装飾品を首にかけてもらって後生大事に持ち続けて、見せびらかすのが大坂ですよ。
その辺を予見した隆景から苦言を呈される三成の図なんて、組み合わせ面白いかなー。
道理で縛ってはいけない生き物に、人としての“正しさ”の味を覚えさせたら、いつか必ず、それを口実にして、あれは自らの願いを叶えるだろう。惨いやり方で。
「人にしてやりたいなら、可哀相でも牙と爪をきちんと折ること。獣のままでいさせてやるなら、迂闊に言葉を教えぬこと。貴方は最もしてはならない半端をしでかした。ほら、見て御覧なさい。あれは人の言葉の美しい部分を、自らの爪を研ぐ石にして使い、牙を零れさせながら理想を語り、喰らい付く、怪物です」
こんな感じで。
兼続と三成に対しては、お前らのせい(も含んでる)よあーあ!って後ろ指さす気持ちと、君達のおかげだよ・・・という感謝の気持ちと、良い見方悪い見方両方が常にあります。
いちゃもんつけるような文章になりましたが、幸村に義を教えてくれてありがとう、に結局落ち付く。